熱中症患者の救急搬送が多発しています!!

全国各地で熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人が相次ぎ、死者も発生しています。 西はりま消防組合の管内でも、子供から高齢者まで多くの方が救急搬送されています。
（平成27年8月23日現在、139人搬送）

●熱中症とは？

熱中症とは、室内や気温が高い中での作業や運動により、からだの中の水分や塩分などのバランスが崩れ脱水状態となり、体温調節ができなくなることで、からだに障害が起こる病気です。
家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合がありますので注意が必要です。

---

●熱中症の症状

---

●熱中症を予防しましょう！

1. エアコンや扇風機を上手に使いましょう！
2. のどが渇いたと感じたら必ず水分補給！
   のどが渇かなくても、こまめに水分補給をしましょう！
3. 暑いとき、無理な作業や運動は事故のもと！
4. 無理をせず、適度に休憩を！
5. 通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶりましょう！

---

●熱中症の応急手当

水分補給

意識のあるときは、スポーツドリンクなど塩分が入っている水を少しずつ何回もとらせる。

休　　息

風通しがよく、涼しいところに運び、衣服をゆるめて休ませる。

冷　　却

太い血管がある脇の下、頭、首、太もものつけ根を保冷剤や氷のうで冷やす。

---

経口補水液の作り方

熱中症の予防の一つとしてこまめに水分を摂ることが必要ですが、熱中症の症状を引き起こしてしまったときは、「経口補水塩（液）」が効果的とされています。

1. 砂糖４０ｇ（大さじ４杯と１/２杯）と食塩３ｇ（小さじ１/２杯）を湯冷まし１ℓによく溶かす。
2. かき混ぜて飲みやすい温度にする。
3. 果汁（レモン・グレープフルーツ）を入れると飲みやすくなる。

　※急な嘔吐や下痢のときにも、役立ちます。

---