〒671-1692 兵庫県たつの市揖保川町正條279番地1
法人番号 9000020289761
119番は、「火災報知専用電話」と呼ばれ、火災が発生したときや急病人、ケガ人が出たときに消防車や救急車を呼ぶための緊急通報用電話番号です。
平成28年4月より、西はりま消防組合が管轄する相生市、たつの市、宍粟市、太子町、佐用町からの119番通報は、すべて消防本部(たつの市揖保川町)にある消防指令センターで受付をしています。
しかし、携帯電話で通報された場合、電波の受信感度などの影響から、近隣の消防本部(姫路市など)につながってしまう場合があります。
この場合、西はりま消防本部消防指令センターへ転送されますので、指令員の指示に従い電話を切らずにお待ちください。
消防車、救急車、レスキュー隊などを呼ぶための119番通報(例)を表にしました。
いざという時のため、事前に119番通報を受付する指令員との会話のやり取りを知っておくと、あわてることなく通報することができ、より迅速に、より正確に救急車などを出動させることができます。
通報される方は、落ち着いて指令員の問いかけに答えてください。
指令員 | 通報者(あなた) |
はい、119番です火災ですか?救急ですか? | 火災です。 |
場所はどこですか? | 住所が分かるとき ○○市□□××です。 (アパート名、部屋番号も伝えてください) 住所が分からないとき ○○小学校の北側のコンビニ○○店の前です。 (目標となる建物やお店の名前などを伝えてください) |
何が燃えていますか? | 例1 家の台所が燃えています。 例2 ○○工場の西側の窓から火が見えます。 例3 交通事故を起こした車が燃えています。 例4 家の東側の山から煙が見えます。 |
どのくらい燃えていますか? | 例1 天ぷら油に火がつき、天井に届きそうです。 例2 工場の2階の窓から炎が噴出しています。1階に 炎は見えません。 例3 車の運転席側のフロントから火が出ています。 例4 炎は見えませんが、黒い煙がもくもくと上がっています。 |
初期消火はされましたか?(消火はされましたか?) | 例1 しましたが、火が消えないため避難しました。 例2 消火して、火は消えました。 ※消えないときは(天井まで火が上っている、近づけない)、無理に消そうとせず、すぐに避難してください。 |
逃げ遅れやけがをした人はいますか? | 例1 全員、無事避難しています。 例2 けが人が1名で運転手が左手に火傷を負っています。 |
あなたのお名前と、今お使いの電話番号を教えてください。 | ○○○○です。 電話番号は0△0−□□□□ー××××です。 |
消防車は、もう出動しています。安全なところに避難してください。 | 分かりました。 |
注:状況により問いかけ内容は変わります。
指令員 | 通報者(あなた) |
はい、119番です。火災ですか?救急ですか? | 救急です。 |
場所はどこですか? | 住所が分かるとき ○○市□□××です。 (アパート名、部屋番号も伝えてください) 住所が分からないとき ○○小学校の北側のコンビニ○○店の前です。 (目標となる建物やお店の名前などを伝えてください) |
どうしましたか? (意識・呼吸はありますか?何を訴えていますか?) |
例1 トイレに行く途中で突然倒れました。 例2 車同士の交通事故で、けが人が○名います。 (交通事故の場合、車などに挟まれたりしていないか確認してください。場合によってレスキュー隊が出動します。) 例3 玄関先で転んでけがをしたみたいです。 |
どのような様子ですか? (意識・呼吸はありますか?何を訴えていますか?) |
例1 倒れたままで、揺すっても反応がありません。 イビキをかいています。 例2 30歳くらいの男性が、頭が痛いと訴えていて、おでこが腫れています。 もう1台の車の運転手は、足が挟まれていて車から出られないようです。 例3 意識ははっきりしているのですが、腰を打ったみたいで、触るとすごく痛がります。 |
具合の悪い方の病歴やかかりつけの病院を教えてください。 | 例1 約5年前に○○病院で脳梗塞の手術を受けたこがあります。 例2 3年前に心筋梗塞で、△△病院に入院していましたが、今はどこにもかかっていません。 |
あなたのお名前と、今お使いの電話番号を教えてください。 | ○○○○です。 電話番号は(0△0−□□□□−××××)です。 |
すぐに救急車が向かいます。急に意識がなくなったり、 急変したら再度119番通報してください。 | 分かりました。 |
注:状況により問いかけ内容は変わります。
指令員 | 通報者(あなた) |
はい、119番です。火災ですか?救急ですか? | 例1 交通事故です。閉じ込められています。 例2 仕事中に、機械に手を挟まれました。 例3 おばあさんが溝に落ちて動けなくなっています。 |
場所はどこですか? | 住所がわかるとき ○○市□□××です。 (工場名、交差点名なども伝えてください) 住所がわからないとき ○○小学校の北側のコンビニ○○店の前です。 (目標となる建物やお店の名前などを伝えてください) |
状況を詳しく教えてください。 | 例1 普通乗用車と軽自動車の交通事故です。軽自動車の運転手が、足を挟まれて車から出られなくなっています。 例2 ○○工場内で男性社員が機械に左手を挟んで抜けなくなっています。出血もしています。 例3 50歳くらいの女性が足を滑らせて高さ3mぐらいの溝に転落しました。意識はありますが腰を打ったみたいで動けなくなっています。 |
あなたのお名前と、今お使いの電話番号を教えてください。 | ○○○○です。 電話番号は(0△0−□□□□−××××)です。 |
注:状況により問いかけ内容は変わります。
「火災です。」または「救急車が必要です。」とはっきり伝えてください。
119番通報中に、出動させる車を選定 します。
消防車や救急車が向かう場所を住所で伝えてください。 自宅などにある固定電話であれば、ほぼ住所を特定することができますが、携帯電話の場合は119番通報の聞き取り情報から場所を特定します。
住所が分からない場合は、目印となる公民館、お店、交差点、公園などを伝えてください。 その情報から場所を特定します。
また、西はりま消防組合は広域化により管轄する面積が兵庫県下で最大になりました。
これにより、同じ地名があるため、場所を特定するときに確認作業をする場合がありますので、119番通報をされる方は市町名から伝えてください。
「○階建ての□□ビルが火事です。△階の窓から煙が出ています。」、「乗用車と軽四の追突事故で、けがをしているのが1人です。」 など、何が(だれが)どうしたかを正確に分かりやすく言ってください。
「私の名前は○○○○です。電話番号は、0△0−□□□□−××××です。」と通報者の名前と通報された電話番号を伝えてください。
119番通報後に、応急手当の方法をお伝えしたり、より詳しい現場の状況を聞く場合があります。
携帯電話の場合は、救急車などが到着するまで電源を切らずにお待ちください。
西はりま消防組合では、聴覚や発語に障害のある方を対象に、スマートフォン等を利用した新しい緊急通報システム(Net119緊急通報システム)を令和元年10月1日から運用しています。
※利用するには事前に利用登録(無料)が必要です。
【令和6年度 Net119登録説明会を実施します】(10月27日に終了しました。)
消防指令センターでは、FAXによる119番通報も受付しています。
電話での119番通報をするにあたって、言葉や耳が不自由で会話の困難な方が、消防署へ火災や救急の緊急通報をおこなうための手段です。
「119」をダイヤルし、通報用紙を送信します。 受信を確認すると、消防指令センターから返信FAXが届きますので、そのまま救急車(消防車)の到着をお待ちください。
※住所・氏名・FAX番号やかかりつけの病院など、あらかじめ記入した用紙を準備しておくと、いざというときあわてず、迅速に通報をすることができます。(FAX119通報書をご活用ください。)
※お問合せについては、西はりま消防本部消防指令センター又はお住まいの居住地を管轄する消防署へご連絡ください。
0791-76-7160(休日・夜間病院案内)に電話してください。
自動音声により休日・夜間対応の救急病院を案内しています。
または案内している病院で対応が困難であるといった場合などについては、
0791-76-7300(西はりま消防本部消防指令センター)までお電話ください。
消防指令センターで把握している救急病院の情報をお知らせします。
(病院へのご連絡については、直接、ご本人からお願いします。)
救急搬送された方の氏名、年齢、住所、搬送先病院名などの個人が特定されるような情報については、回答することができません。ご理解願います。
0791-76-7150(災害情報案内)で西はりま消防組合管内の災害情報をお知らせしています。
すぐに119番通報してください。症状によっては重症化する場合があります。
救急車は必要ないとご本人やご家族が判断されても、病院の診察を受けるようにしてください。
119番は、消防車や救急車を要請する「緊急通報用の電話番号」ですが、近ごろは、119番による緊急性のない「問い合わせ」が増加しております。
「今、診察してくれる病院はどこですか?」、「消防車のサイレンが聞こえたが、どこが火災ですか?」などの119番通報があります。
119番通報の適正利用に、ご理解ご協力くださいますようお願いします。
救急車の要請に、「サイレンを鳴らさないで来てほしい。」とお願いされることが多々ありますが、緊急走行(サイレン)は道路交通法施行令第14条にて「サイレンを鳴らし、かつ、赤色の警光灯をつけなければならない」と定められています。
そして、私たち(消防)はあなたのこと、あなたの大切な人の苦痛の軽減や救命を最優先として任務にあたっています。大切な命を守るため、いち早く現場に駆けつけ、医療機関へ搬送するためには、緊急走行(サイレン)は必要です。ご理解ご協力をお願いします。
消防指令センターでは、情報指令員の対応や消防指令センター内を実際にご覧いただき、119番通報の流れ仕組みをご理解いただけるように、一般の方からの見学を受け付けております。
消防指令センターの見学内容と申込方法についてお知らせします。
≪消防指令センターの主な見学内容≫
1 消防指令センターについての説明
消防指令センターの概要や情報指令員の仕事内容などをご説明いたします。
2 DVD視聴
高機能消防指令システムの概要や、119番通報から消防車両が災害現場に到着するまでの流れなどをご覧い
ただきます。
時間は約13分です
3 消防指令センター内の見学
見学スペースから、指令台、12画面モニターなどの高機能消防指令システムをご覧いただきます。また、
実際に119番通報をして、情報指令員の対応や消防車両が出動するまでの流れをご覧いただきます。
≪見学申込方法≫
1 あらかじめ電話で見学希望日、人数、団体名をご連絡ください。
TEL 0791-76-7300(西はりま消防本部消防指令センター)
2 見学申込書に必要事項を記入し、西はりま消防本部消防指令センター(たつの市揖保川総合支所3階)また
は最寄りの消防署まで持参してください。
スムーズな119番通報は迅速な消火活動や、救急搬送につながります。
119番通報時の対応などを実際に体験しておくと、いざという時に慌てることなくことなく119番通報をすることができますので、ぜひ消防指令センターへ見学にお越しください。
※このページに関する問い合わせ
西はりま消防本部 情報指令室 TEL:0791-76-7300
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